白湯を飲んで体内を浄化し、便秘解消やダイエット成功につなげる

白湯(さゆ)は、水を沸かしただけで何も入っていないお湯を、飲めるところまで冷ましたものになります(約40~80℃)。白湯を飲むことが健康やダイエットにどのような影響を与えるのかを解説していきます。

 

白湯の効果

白湯を飲むと、その熱によって胃腸の働きが活発になります。その結果、胃腸がもつ消化力を高めることができます。

 

消化力が強まることによって、体の中に入った食べ物をしっかりと消化でき、体に必要な栄養素を吸収できるのです。そして、体の中に毒素が溜まるのを抑えることができます。

 

胃腸で、食べ物が十分に消化されなかった場合、体の中に毒素が溜まってしまいます。そして、毒素が体に溜まることは、病気の原因になるのです。そこで、毒素が体の中に残らないように、白湯を飲む習慣をつけることをおすすめします。

 

また、ダイエット中の方に限らず、便秘で悩む方はとても多いです。そして、便秘がちの方が白湯を飲む習慣をもつことで、便秘を解消させることができるようになります。これは、白湯の熱によって体が持つ体温が上がり、それによって体の代謝を上げることができるためです。

 

白湯は、便秘薬のように副作用もありませんし、ほとんどお金がかかりません。そういったことから、便秘で悩む方には、便秘薬の代わりにぜひとも活用していただきたいと思います。

 

また、太っている人であれば、白湯を飲む習慣を続けていくうちに痩せやすい体になっていきます。白湯がもつ代謝を上げる効果や、体の中の毒素を洗い流す効果によって、健康的に体を引き締めることができるのです。

 

そのため、便秘に悩まされていない方であっても、その方がダイエット中である場合には、白湯を飲む習慣を身に付けることでダイエットの成功に近づけるようになります。

 

白湯の正しい飲み方について

白湯を飲むベストのタイミングがあります。まずは、朝起きた後に白湯をコップ1杯飲むことです。白湯がもつ、代謝を上げる効果と解毒作用によって、朝からその日一日の体調を整えることができるからです。

 

そして、前日に摂った食事の消化を助け、毒素を洗い流すこともできるのです。

 

さらに、朝・昼・夕の食事中にそれぞれ白湯をコップ1杯ずつ飲むのがいいでしょう。食事の合間に少しずつ白湯を飲むことで、食べているものをスムーズに消化することができるのです。

 

また、白湯をむやみに飲みすぎてしまうと、未消化物と一緒に体に必要な栄養素まで洗い流してしまいます。そのため、白湯を飲む量は、一日に800ミリリットルくらいまでにとどめておくのがいいでしょう。

 

ただし、白湯以外に飲み物を飲まない場合であれば、800ミリリットル以上飲むのもいいです。

 

朝起きたときと、朝・昼・夕の食事以外で白湯を飲む場合は、朝食と昼食、昼食と夕食の間で、それぞれ白湯を少しずつ時間をかけて飲んでみてください。また、一度に大量に飲むことや飲み過ぎには、注意するようにしましょう。

 

一度に大量に飲んでしまうと、白湯であっても、体を圧迫してしまうことになります。そのため、少しずつ飲むように心がけてみてください。

 

冷たいものを摂り過ぎないようにする

その他の注意点としては、あまり冷たいものを摂らないようにしてください。冷たいものを摂りすぎると、体の中を冷やすことになってしまいます。

 

体の中が冷えてしまうと、体の代謝が落ち、消化力が弱まってしまいます。そして、病気の原因になる毒素が溜まりやすくなってしまうのです。そのため、冷たいものをふだんから、なるべく摂らないようにすることが大切です。

 

もし、本気でダイエットをがんばりたい方であれば、こうしたことにも気をつけ、ぜひともダイエットを成功させていただきたいと思います。