インフルエンザウイルス、麻疹ウイルス、ムンプスウイルス − 健康と医療の情報局

 

インフルエンザウイルス、麻疹ウイルス、ムンプスウイルス

 

オクトミクソウイルス
オルトミクソウイルスは、RNAをもつウイルスである。オルトミクソウイルスにあてはまるのは、インフルエンザウイルスである。

 

インフルエンザウイルス
インフルエンザウイルスは、インフルエンザを引き起こすウイルスである。インフルエンザの症状には、高熱、咽頭痛、関節痛、筋肉痛、咳(せき)、くしゃみなどがある。

 

インフルエンザウイルスは、その抗原性の違いによって大きく分けられる。そして、インフルエンザウイルスの型には、A型B型C型が存在する。

 

インフルエンザウイルスのA型は、人以外の動物にも感染する(人獣共通感染症)。B型とC型は、人のみに感染する。また、インフルエンザウイルスの抗原は、流行などが起こるたびに変異を起こし、その構造を変化させる。

 

 インフルエンザウイルスの感染経路
インフルエンザの感染経路として、気道を介した飛沫感染があげられる。インフルエンザウイルスが気道の粘膜上皮に感染した場合、その場所ですぐに増殖を行う。

 

増殖によって多くなったインフルエンザウイルスは、くしゃみや咳(せき)などによって放出される。それにより、インフルエンザの流行を引き起こす。

 

さらに、感染者の手や指先などもインフルエンザウイルスで汚染されている。そのため、感染者の手や指先などにも注意を向ける必要がある。

 

 インフルエンザウイルスに対する治療
インフルエンザウイルスに対する治療法として、抗ウイルス薬の投与があげられる。また、早めに投与するのが効果的である。

 

 インフルエンザウイルスに対する予防法
ワクチンの予防接種が、インフルエンザウイルスに対する予防法としてあげられる。

 

 

パラミクソウイルス
パラミクソウイルスは、分節がない一本鎖RNAをもつウイルスである。パラミクソウイルスに属するウイルスとして、麻疹ウイルスやムンプスウイルスなどがあげられる。

 

麻疹ウイルス
麻疹ウイルスは、麻疹を引き起こす。患者からの飛沫感染によって、人へと伝染する。

 

 麻疹ウイルスの病原性
麻疹ウイルスに感染した場合、7〜12日ほどの潜伏期の後に、カタル性の炎症を上気道に引き起こす。その後、ウイルス血症へと症状が移り変わる。そして、コプリック斑というものが口腔の粘膜に現れ、発熱が起こる。発熱が治まると、今度は体中に発疹が現れる。そしてまた、発熱が起こる。

 

上記の症状に併せて、脳炎や肺炎が起こることがある。

 

 麻疹ウイルスに対する予防法
麻疹ウイルスに対する予防法として、弱毒性ウイルスワクチンの予防接種があげられる。

 

 

ムンプスウイルス
ムンプスウイルスは、ムンプス(おたふくかぜ、流行性耳下腺炎)を引き起こす。

 

 ムンプスウイルスの感染経路
患者や保菌者(キャリアー)からの空気感染や飛沫感染によって、ムンプスウイルスの伝染が起こる。

 

 ムンプスウイルスの病原性
ムンプスウイルスは、約20日間の潜伏期の後で、耳下腺・舌下腺・顎下腺の痛みや腫脹の他、発熱などの症状を引き起こす。

 

また、成人の場合、精巣や卵巣の炎症などの合併症が起こる。これらの炎症は、男性不妊の原因になることがある。

 

ムンプスは、小児に発生しやすい傾向にある。また、一度ムンプスにかかった場合、この病気に対する強い免疫が身につく。

 

 ムンプスウイルスに対する予防法
ムンプスウイルスに対する予防法として、ワクチンの接種があげられる。