ダイエットは具体的な目標を設定し、完璧を求めずに行うべき − 健康と医療の情報局

ダイエットは具体的な目標を設定し、完璧を求めずに行うべき

 

ダイエットを始める際に行うべきものとして、「目標設定」が挙げられます。そして、このときにどのような目標を設定するかによって、「成功するまでダイエットを続けていけるかどうか」が異なります。

 

もし、ダイエットの継続や成功に向かない目標を設定しまうと、途中でダイエットに対するモチベーションが保てなくなったり、ダイエットに挫折しやすくなったりしてしまいます。

 

また、ダイエットでの目標に向かって努力するにしても、すべて完璧にやろうとしないことが大切です。なぜなら、常に完璧主義の状態でダイエットを続けていると、途中でダイエットに嫌気がさし、そのまま挫折してしまう恐れがあるからです。

 

そこで今回は、「ダイエットを始めるときの正しい目標の立て方」と「ダイエットで完璧主義になってはいけない理由」について、それぞれ解説していきます。

 

具体的な目標を決めてダイエットに取り組む

ダイエットに取り組む際には、目標を設定することが大切です。このとき、ダイエットを始める人の多くは、「今年の夏までに体重12kgを落とす」「来年までに、8kg痩せる」などのように、数値を目標に設定しようと考えます。

 

ただ実際のところ、体重などの数値をダイエットの目標に設定するのは避けなければいけません。なぜなら、数値を目標に設定してダイエットを行う場合、自分がダイエットに成功したときの姿を具体的にイメージできないからです。

 

実際に、体重などの数値を目標にしてダイエットに取り組むと、目標とする体重に近づいたときに気がゆるみ、ダイエットを途中であきらめてしまう可能性が高くなります。

 

また、数値を目標として設定する場合、人によっては「今から半年以内に30kg以上痩せる」といった、無謀な目標を立ててしまうことがあります。この場合、常にダイエットのことで心が追い詰められているような心理状態になり、強いストレスを感じることになります。

 

その結果、途中でダイエットに挫折してドカ食いをしてしまったり、うつのような状態になってしまったりする恐れがあります。

 

これらのことを避けるためにも、ダイエットで目標を立てる場合には、数値ではなく具体的な目標を設定することが大切です。より詳しくいうと、ダイエットに成功したときの自分の姿や状況を具体的にイメージできるような目標を立てることが重要になります。

 

ダイエットにおける具体的な目標の例としては、以下のようなものが挙げられます。

 

・痩せて洋服をかっこよく着こなせるようになりたい
・スマートな体になって、友人や同僚を驚かせたい
・引き締まった体になって、自分の姿に自信を持てるようになりたい
・今より細くなって、若い頃の自分の体型を取り戻したい

 

このような形で、ダイエットで具体的な目標を設定した場合、その目標自体がダイエットを成功させるための大きな原動力になります。

 

これによって、ダイエットに対するストレスが軽減し、以前よりも楽しみながらダイエットに取り組めるようになります。その結果、ダイエットに挫折しにくくなり、ダイエットに成功しやすくなります。

 

また、ダイエットでの具体的な目標を立てたときには、それをメモや手帳などに書き込むことが大切です。そして、それをなるべく毎日目を通すようにします。そうすることで、普段からダイエットに対するモチベーションを高くすることができます。

 

このようにいうと、人によっては「そのメモを見られたら恥ずかしい」と思い、やるべきかどうか迷ってしまうかもしれません。しかし、具体的な目標のメモ書きは、誰かに見せる必要がないものです。

 

つまり、具体的な目標をメモ書きしたら、それを自分1人でこっそりと確認した後、自分だけが分かる場所にしまっておけば問題ありません。この方法であれば、恥ずかしい思いをすることなく、ダイエットに対するモチベーションを高めることができます。

 

ダイエットは完璧主義を捨てて取り組むべき

ダイエットを始める人の中には、「すべてを完璧に行おう」と考えてしまう完璧主義の方がいます。完璧主義でダイエットに取り組む人がもつ考え方の例としては、以下のようなものが挙げられます。

 

・ダイエットに成功するまで、甘いものは一切食べない
・理想の体型になるまで、一度たりとも外食をしない
・目標の姿になるまで、毎日欠かさず筋トレとウォーキングを30分ずつ行う

 

実際のところ、ダイエット中にこのような考え方をもって自分の行動をしばろうとするのは、ぜひとも避けなければいけません。なぜなら、完璧主義の考え方でダイエットを行ってしまうと、途中でダイエットに挫折しやすいからです。

 

実際にダイエットに取り組んでみると、数多くの障害にぶつかります。例えば、「ダイエット中だから甘いものを控えよう」と考えているとき、知り合いから旅行のお土産でお菓子をもらうことがあるかもしれません。

 

また、「痩せられるまで、食べ過ぎを起こさないようにしよう」と考えていても、会社や友人との飲み会に出たとき、周りの雰囲気に合わせて食べ過ぎてしまうこともあるでしょう。

 

そのほかにも、「毎日筋トレとウォーキングをやろう」と考えているときに、仕事が忙しかったり体調を崩したりして、結局運動をできないまま1日を終えてしまうこともあるはずです。

 

このようなとき、完璧主義の方は、「自分は意志が弱い人間だ」「なぜ自分はしっかりとできなかったのだろう」と自分を責めてしまいがちです。そして、「自分にはダイエットは無理だ」と感じて、ダイエットをあきらめてしまいます。

 

こうした事態を避けるためにも、ダイエットでは何でも完璧にやろうと考えないことが大切です。また、「甘いものを食べ過ぎた」「1日運動できなかった」といった小さな失敗を犯してしまったときには、あまり考え込まずにダイエットを続けることが重要になります。

 

そして、小さな失敗などによってモチベーションが低下してきたときは、既に解説した「具体的な目標のメモ書き」を見るようにしましょう。そうすることで、ダイエットに対するモチベーションが高まり、再びダイエットにがんばれるようになります。

 

このように、ダイエットに取り組む際は、痩せたときの自分の姿を具体的にイメージできる目標を設定することが大切です。そして、その目標をメモ帳などに書き込み、それを毎日確認することで、ダイエットに対するモチベーションを高く保ち続けることができます。

 

またダイエットでは、すべてを完璧に行おうとする完璧主義の考え方を捨て、根気よく継続することが大切です。これにより、食べ過ぎなどの小さな失敗を何度か犯したとしても、成功するまでダイエットを続けられるようになります。

 

小さな失敗を何度経験しても、あきらめずにダイエットを継続させ、細く引き締まった体を手に入れましょう。