ダイエットでお菓子を食べないようにすることの重要性とその方法 − 健康と医療の情報局

ダイエットでお菓子を食べないようにすることの重要性とその方法

 

ダイエットで控えるべき食品のうち、その代表的なものとして「お菓子」が挙げられます。お菓子のほとんどは高カロリーであり、なおかつ健康に良くない食品です。このことから、ダイエットのためにも健康のためにも、お菓子はできるだけ食べないようにすることが大切です。

 

そこで今回は、「ダイエットにおいて、お菓子から優先して対処することの重要性」と「ダイエット中にお菓子を食べないようにするための方法」について、それぞれ解説していきます。

 

ダイエットでは、お菓子から最初に対処するべき

実際のところ、私たち人間の体は、消費カロリー以上に摂取カロリーを多く摂り続けることで肥満に向かってしまいます。つまり、食べ過ぎこそが、肥満を起こす原因になります。

 

そして、肥満に悩む人やダイエットを考える人の多くは、おやつ(間食)を摂る習慣をもっています。そして、このような人がおやつとして食べるものは、ケーキやチョコレートなどのお菓子類であることがほとんどです。

 

太っている人が間食で食べることが多いお菓子の場合、そのほとんどに大量の糖質が含まれています。食事などで糖質が体内に摂り入れられた場合、それによって血糖値(血液中に存在する糖質の量)が急激に上昇します。

 

すると、すい臓という臓器から「血糖値を低下させる働き」をもつ「インスリン」というホルモンが分泌されます。インスリンは血糖値を下げるとき、血液中の糖質を脂肪に変化して蓄えます。

 

つまり、大量の糖質を含むお菓子を食べ続けていると、余分な体脂肪が体に蓄積していくことになってしまうのです。

 

またおやつは、朝食・昼食・夕食の3食に追加する形で摂る食事になります。そのため、朝食・昼食・夕食の3食それぞれで食べ過ぎに気を付けていたとしても、おやつとしてお菓子を多く食べ続けていた場合、痩せるどころか肥満に近づくことになります。

 

このように、私たち人間が太ってしまうのは、食べ過ぎが原因です。そして、朝食・昼食・夕食に追加する形で糖質を多く含むお菓子を食べていると、通常の食事に気を遣っていたとしても、痩せられなくなってしまう恐れがあります。

 

そのため、ダイエットを行う場合には、お菓子を食べる習慣をなくすことから始めるのが重要になります。

 

お菓子を食べる習慣の危険性

お菓子を習慣的に食べている人の場合、「お菓子を食べるのが当たり前」という考えに陥っているケースが多いです。そして、このような人の場合、「お菓子を好きで食べている」というよりも、「習慣だからお菓子を食べている」という中毒症状のような状態になっている可能性が高いです。

 

お菓子を食べるのが習慣化している人の場合、たとえお腹が空いていなくてもおやつとしてお菓子を食べてしまいがちです。

 

また、「お菓子を食べるのが当たり前」という感覚になっていると、お菓子を食べたときに満足感や幸福感を覚えにくくなります。それどころか、「お菓子が食べられなかったときに、強いストレスを感じる」という事態に陥ってしまいます。

 

そのため、おやつと称してお菓子を食べる習慣から抜け出さなければ、ダイエットの成功にたどり着けないままになってしまいます。

 

また、お菓子を食べる習慣がある人の場合、糖質の過剰摂取を何度も繰り返す傾向にあります。そして、必要以上に糖質を摂る習慣が続いていると、痩せられないだけでなく「糖尿病」を引き起こしてしまう恐れがあります。

 

糖尿病とは、「糖質を体内で正常に利用できなくなり、血液中に糖質が大量に存在している状態」を指します。そして、糖尿病が悪化すると、手や足などを切断しなくてはならなくなる恐れがあります。

 

このような事態を避け、ダイエットを成功させるためにも、お菓子を食べる習慣がある場合には、できるだけ早いうちにお菓子を極力食べない食生活を身につけることが大切です。

 

間食でなくても、お菓子を食べるのは控えるべき

お菓子を食べる習慣をもつ人の中には、「おやつとしてではなく、食後のデザートとしてお菓子を食べればいい」と考えている人がいます。例えば、昼食後にゼリーを食べている人がいれば、夕食後にアイスクリームを食べている人もいます。

 

しかし実際のところ、食後のデザートとして食べる場合であっても、糖質を多く含むお菓子は肥満の原因になります。そのため、食べるタイミングに限らず、「お菓子を食べる」という行動自体を控えることが大切です。

 

また人によっては、「お菓子が好きで辞められそうにないから、お菓子の代わりにご飯を減らそう」と考え、それを実行してしまう人がいます。このような行動は、絶対に避けなければいけません。

 

なぜならお菓子は、大量の糖質を含む一方で、ビタミンやミネラルなどの健康に必要な成分をほとんど含んでいないからです。そのため、普段の食事をお菓子に切り替えてしまうと、栄養バランスが崩れて体を壊してしまう可能性が高いです。

 

このことから、お菓子が好きで仕方なかったとしても、食事の代わりにお菓子を食べるようなことは絶対に避けるべきです。

 

お菓子を食べた日を記録し、自分の行動を振り返る

お菓子を食べる習慣をもつ人の場合、「自分がお菓子に依存してしまっていることに気付いていない」ケースが多いです。そして既に述べた通り、ダイエットでは普段食べているお菓子から優先的に対処することが大切です。

 

そのため、ダイエットに挑戦するときには、「自分がどのくらいの頻度でお菓子を食べているか」について、チェックしてみることが大切です。その具体的な方法は、「カレンダーを用意し、少しでもお菓子を食べた日にチェックマークを付ける」というものになります。

 

この方法を1週間行ったときに、お菓子を食べた日が4日以上あった場合、あなたはお菓子に依存した状態になっている可能性が高いです。そして、自分がお菓子に依存していることが分かったときは、適切な方法でその摂取量を減らしていくことが大切です。

 

お菓子を特別なものとして捉え、お菓子をできるだけ買わないようにする

お菓子を習慣的に食べないようにするためには、「お菓子は特別なときにだけ食べるものだ」と認識することが大切です。そして、普段からお菓子を極力買わないように心がけることで、お菓子を食べる量と回数を減らしていくことができます。

 

ただこのとき、お菓子をいきなり一切食べないようにし、それを無理に何日も継続させた場合、人によっては強いストレスを感じるようになります。この場合、ストレスによって食べ過ぎを起こし、リバウンドを起こしてしまう恐れがあります。

 

そのため、お菓子を摂る習慣から抜け出すためには、自分にとってできるだけ無理のない方法で取り組むことが大切です。

 

例えば、午後3時のおやつに、自分で買ってきたチョコレートを10個食べている人がいたとします。この場合、チョコレートを買って食べる習慣を一度完全に辞めてみます。そして、どうしても我慢できそうにない日にだけ、チョコレートを1個だけ買い、じっくり味わって食べるようにします。

 

このような形で、自分にとってストレスになりにくい方法でお菓子を減らしていくことで、お菓子を食べる習慣から少しずつ抜け出せるようになります。そして、お菓子を摂る習慣から抜け出すことができれば、細くてスリムな体に近づけるようになります。

 

また、お菓子を食べる習慣から抜け出せたとしても、朝食・昼食・夕食で食べ過ぎを起こさないように気を付けましょう。なぜなら、お菓子を習慣的に食べなくなったとしても、通常の食事の量が多ければカロリーの摂りすぎになってしまうからです。

 

これでは、せっかくお菓子を食べる習慣から抜け出すことができても、肝心なダイエットに成功できなくなってしまいます。そのため、お菓子を摂る習慣から脱出するために、普段からお菓子を食べないようにする場合には、通常の食事の量を増やさないように気を付けましょう。

 

このように、ダイエットを成功させるためには、糖質を多く含むお菓子をできるだけ食べないようにすることが大切です。

 

そして、「お菓子は特別なときにだけ食べるもの」と認識し、なるべくお菓子を買わないように気を付けることで、お菓子を食べる習慣から徐々に抜け出せるようになります。お菓子を食べる量と回数を減らし、より健康的にダイエットを成功させましょう。