ダイエットに効果的な魚料理とその正しい摂りいれ方 − 健康と医療の情報局

ダイエットに効果的な魚料理とその正しい摂りいれ方

 

ダイエットを行う場合、食事内容の改善が重要になります。そして、ダイエットにぜひ加えたい食品の1つとして、「魚料理」が挙げられます。なぜなら、魚にはダイエットや健康の維持に必要な栄養が含まれているからです。

 

また、魚料理の中には、よりダイエット効果が高い食品も存在します。そのような魚料理を上手に摂りいれることで、ダイエットの成功に大きく近づけるようになります。

 

そこで今回は、「ダイエット中に食べておきたい魚料理とその摂りいれ方」について解説していきます。

 

魚に含まれる栄養とその重要性

魚に豊富に含まれる栄養素として「タンパク質」が挙げられます。そしてタンパク質は、私たち人間がもつ内臓や筋肉などの素材となる役割があります。

 

魚を食べてタンパク質を補うことで、筋肉の機能をより高められるようになります。そして筋肉は、私たちが運動していない状態であっても、常にエネルギーを消費し続けています。

 

タンパク質の補給によって筋肉が強まることで、筋肉はさらに多くのエネルギーを消費するようになります。その結果、普段からたくさんの脂肪が燃焼されるような痩せやすい体に変わることができます。

 

また魚の一種として、「サバ」が挙げられます。サバには、「不飽和脂肪酸」という成分が豊富に含まれています。不飽和脂肪酸には、コレステロールの分解を促す働きがあります。

 

またサバには、体の酸化を抑える働きをもつ「ビタミンE」も多く含まれています。サバがもつビタミンEを摂りいれることで、酸化による体の老化を抑えることができます。

 

そのため、魚の中でもサバを積極的に食べるようにすることで、体を健康に向かわせながらダイエットの成功に近づけるようになります。

 

魚の刺身を食べるときには、一緒に大根や大葉も摂る

日本の食卓などでよく食べられる魚料理の1つとして、「刺身」が挙げられます。そして刺身を食べる場合に、一緒に食べておきたいものとして、「つま(大根の千切りと大葉)」があります。

 

例えば、スーパーなどで売られている刺身の場合、その付け合わせとしてつまが入っていることがよくあります。また、定食屋や居酒屋などの飲食店で刺身を注文したときも、刺身とつまが同じ皿に盛られて提供されることがほとんどです。

 

つまなどに使われる大根には、「食物繊維」が多く含まれています。食物繊維を摂った場合、それによって胃腸の機能を高めることができ、胃腸がより活発に運動するようになります。その結果、胃腸の活動によって消費するエネルギーが増え、より多くの体脂肪を燃焼できるようになります。

 

また食物繊維を摂りいれた場合、その後に食べたものに含まれる糖質の吸収を少なくすることができます。このとき、体内に摂りいれた糖質のうち、エネルギーとして消費されなかったものは体脂肪に置き換わってしまいます。

 

つまり、食物繊維を含む大根を食べておき、その後に摂った糖質が吸収される量を減らすことにより、食事による体脂肪の蓄積を抑えられるようになります。

 

また大根には、「ジアスターゼ」と呼ばれる成分も豊富に含まれています。ジアスターゼとは、食べたものを体内で消化するために必要な消化酵素の1つです。そしてジアスターゼには、胃腸の機能を整えたり、炭水化物の分解を促したりする効果があります。

 

そのため、ジアスターゼを含む大根を摂りいれることで、胸やけや胃もたれなどの異常を防げるようになります。さらに、お酒を飲んでいるときに大根を食べておけば、二日酔いを予防する効果も期待できます。

 

また、つまとして使われる大根と大葉には、ビタミンAやビタミンCも多く含まれています。これらの成分は、私たち人間が健康を保つのに欠かせないものです。そのため、大根と大葉を食べることによって、体に異常が起こりにくい健康な体を作ることができます。

 

また大葉には、食後に満腹感を覚えやすくする効果があります。これによって、食事の量が少なくても満足できるようになり、食べ過ぎによる脂肪の蓄積を抑えられるようになります。

 

このように、刺身に付け合わせられているつまを食べることで、ダイエットに有効な食物繊維を補うことができます。さらに、ジアスターゼやビタミンA、ビタミンCを補給することができ、体調不良を起こしにくい体作りもできるようになります。

 

そのため、刺身を食べるときには、ぜひとも付け合わせのつまも摂るようにしましょう。それによって、ダイエットの成功に関わる食物繊維だけでなく、健康に必要な成分も補給することができます。

 

焼き魚は脂肪分が少なく、よりダイエット効果が高い

刺身のほかにも、私たち日本人がよく口にする魚料理として「焼き魚」が挙げられます。焼き魚を摂るとき、基本的には魚の骨を取りながら食べることになります。そのため、焼き魚を摂る際には、自然と食べるスピードがゆるやかになります。

 

私たち人間がもつ脳は、食事を摂ってから10〜20分後くらいに満腹感を覚えるといわれています。そして、満腹感を抱くまでに食べたものの量が少なかったとしても、私たちは満足感を得ることができます。

 

そのため、焼き魚の骨を取る作業によって食事のペースがゆっくりになり、少ない食事量でも満足できるようになります。これにより、結果的に食べ過ぎを防止できるようになります。

 

また焼き魚の場合、魚に火を通すことによって魚がもつ脂肪が燃えて少なくなっています。そのため、焼き魚を食べる場合、脂肪の摂取量を少なく抑えながら、ダイエットで大切なタンパク質を補給できます。

 

このように、魚料理によって、それぞれ異なるダイエット効果が備わっています。そのため、刺身や焼き魚などのさまざまな魚料理を、普段の食生活に積極的に摂りいれるようにしましょう。そうすることで、健康を維持しながらダイエットを成功に導けるようになります。