体脂肪はどのようにして溜まるのか? − 健康と医療の情報局

体脂肪はどのようにして溜まるのか?

 

食事で摂った栄養素のうち、主として糖質や脂質が体脂肪として体に溜め込まれます。体内に入った脂質は、小腸に到達するまでの間に、脂肪酸に変えられます。脂肪酸は小腸によって吸収されます。

 

脂肪酸が小腸から吸収された後、吸収された脂肪酸のうちの一部は、肝臓に送られます。肝臓に送られた脂肪酸は、血液に含まれ、血液中の脂肪酸の濃度を高めます。

 

小腸から吸収された脂肪酸のもう一部は、リンパ管へと送り込まれます。リンパ管に送られた脂肪酸は、約5時間経過してから血液中に存在するようになります。

 

このようにして、肝臓やリンパ管に送られた脂肪酸が、血液の中に送り込まれ、血液中に含まれる脂肪酸の濃度を高めるのです。そして、血液中に余分な脂肪酸が存在する場合、余分な脂肪酸は中性脂肪として、体内に溜め込まれることになります。

 

脂肪酸が余分に存在するときに同じく、余分な糖質が存在する場合には、糖質も中性脂肪の状態に変えられて体内に溜め込まれます。

 

このような形で、余分になった糖質や脂質が、体脂肪として体内に溜め込まれていくわけです。

 

体脂肪をつねに燃やし続ける方法

ダイエット中の方の場合、体脂肪の蓄積は、できるだけ避けたいところだと思います。ですが、この体に溜め込まれてしまった体脂肪をつねに燃やし続ける方法として、「糖質を制限する食事」があげられます。

 

食事で摂る糖質の量を少なくすることにより、主に糖質がエネルギー源として使われていた状態から、体に溜まった脂肪を主なエネルギー源として用いる状態に、体を変化させることができるのです。

 

こうすることで、食事で摂った脂質が余り、体脂肪として体内に溜め込まれたとしても、日常的に脂肪が燃えた状態になるため、次々に体脂肪が消費されていくことになります。

 

この食事方法を行う場合、糖質を控えめにする代わりに、タンパク質と脂質をある程度しっかりと摂る必要があります。

 

なぜなら、これらの栄養素(とくに脂質)が糖質に変わる主なエネルギー源となるからです。もちろん、だからといって食べ過ぎは健康に悪いので、注意が必要です。

 

また、タンパク質は、筋肉などをつくるための材料になります。そして、体に付いた筋肉を維持するためには、十分なタンパク質の補給が必要です。

 

筋肉が付いていれば、その分だけ代謝が増えてやせやすい体になります。そのため、ダイエット中の方であれば、とくにタンパク質をしっかりと摂るように心がけてみてください。

 

体脂肪は、血液中に余分な脂質や糖質があることで蓄えられます。そして、エネルギー源として余分な糖質から優先的に使われます。この糖質をなるべく摂らない食生活を続けることができれば、ダイエットで成功するのは決して難しくはないと考えてください。