ダイエット中に行う筋力トレーニングが短時間でも良い理由 − 健康と医療の情報局

ダイエット中に行う筋力トレーニングが短時間でも良い理由

 

ダイエットジムのトレーナーやプロのボディビルダーの中には、「筋力トレーニングは短時間ですませるべき」という意見を持っている方がいます。そして、このような意見には明確な理由があります。

 

そこで今回は、「トレーニングをする意味」について述べた後、「筋力トレーニングなどの無酸素運動の注意点」について解説していきたいと思います。

 

トレーニングは何のためにするものか

トレーニングは、一体何のためにするものでしょうか。それは、「より強い筋肉を付ける必要がある」と脳に判断させるためです。

 

体を支配しているのは脳です。脳が判断することにより、体に変化が現れます。

 

筋力トレーニングなどによって、筋肉に強い刺激が与えられると、その刺激が脳に伝えられます。それにより、脳に「より大きな強い筋肉がないと、この先生き残れないかもしれない」と思わせます。

 

つまり、筋肉の必要性を認識させるような環境を、筋力トレーニングなどの無酸素運動で一時的につくるわけです。そして、この一時的な環境に身を置くことで、脳に筋肉の必要性を認識させることができるのです。

 

そして、脳に筋肉の必要性を認識させる場合、限界を超える程の強い負荷の運動を行い、現在の最大の筋力を一瞬でも出すことが重要です。

 

具体的な方法の例としては、1セット30秒くらいの強い負荷をかける無酸素運動を、休憩をはさみつつ2セットほど、ウォーミングアップをかねて行います。その後、最後の3セット目で、自分の限界を超えることに挑戦するのです。

 

この無酸素運動が終わってからは、運動して傷ついた筋肉を2〜3日休ませ、しっかりと栄養を与えます。これによって、以前よりも強い筋肉になって回復するのです。

 

上記のような運動の習慣を続けていけば、より強い筋肉を付けていくことができます。そして、筋肉が付くことによって消費カロリーが大きく増え、やせやすい体になれるのです。

 

また、筋肉を付けるのに必要な栄養は、やはり、筋肉の材料になるタンパク質です。

 

ダイエット中であれば、摂取カロリーを気にしなければなりません。しかし、エネルギー消費が多いやせやすい体を維持するためには、筋肉が必要です。そのため、摂取カロリーを抑えつつも、タンパク質はしっかりと摂るようにしてみてください。

 

また、筋力トレーニングなどの無酸素運動において重要な注意点を述べたいと思います。

 

 筋力トレーニングなどの無酸素運動の注意点
筋力トレーニングなどの無酸素運動を行う場合、最終セットで限界を超えることが必要です。そして、最大の筋力を出すことができるのは、約2〜3日に1度きりなのです。

 

もし、最後の追い込みに失敗し、限界を超えるような力が出せなかった場合、そこから約2〜3日は最大の筋力が出せなくなります。そして、最後の追い込みに失敗してしまったら、少なくとも運動から約2〜3日は、最大の筋力を出すことが不可能になるのです。

 

最後の追い込みで最大の筋力を発揮できなければ、体に変化が現れません。つまり、その日のトレーニングにおける「より強い筋肉を付ける必要性を脳に認識させる」という目的を果たすことができないのです。

 

そのため、貴重な時間を無駄にしないように、しっかりと最大の筋力を出すための準備を整える必要があります。