寒天ダイエットで簡単に痩せる方法とその効果 − 健康と医療の情報局

寒天ダイエットで簡単に痩せる方法とその効果

 

世の中に出回っている食材の1つに、「寒天」があります。そして、この観点を使ったダイエット法があり、それを「寒天ダイエット」といいます。

 

寒天ダイエットに取り組んだ場合、どのような効果を得ることができるのでしょうか。また、寒天ダイエットを実践する際には、どのような方法で行うべきなのでしょうか。

 

そこで今回は、「寒天ダイエットで簡単に痩せる方法とその効果」とそれに関係する内容について、それぞれ解説していきます。

 

 

寒天ダイエットとはどのようなダイエット法か

 

寒天ダイエットとは、「普段の食生活に寒天を摂り入れ、健康的に痩せることを目指すダイエット法」となっています。

 

寒天は、ダイエットや便秘解消などに効果がある「食物繊維」を豊富に含んでいます。さらに、寒天はカロリーがない食品でもあり、極論をいうとどれだけ食べても太りません。

 

これらのことから、寒天は健康的に痩せるのに適した食品であるといえます。

 

寒天ダイエットの効果とは

 

寒天ダイエットを実践することで、以下のような効果を得られます。

 

エネルギーの消費量が増える

 

寒天に含まれる食物繊維は、腸の中でゲル状(粘り気があり、固体と液体の中間のような状態)になります。そして、腸はゲル状になった食物繊維を排出するため、活発に運動するようになります。

 

食物繊維によって腸の運動が活性化されれば、その分だけエネルギーの消費量が増えます。そのため、寒天によって食物繊維を摂ることで、より多くのエネルギーを消費して痩せやすくすることができます。

 

血糖値の上昇を抑えられる

 

食事などで糖質(炭水化物)を摂った場合、血糖値(血液中の糖質の濃度)が急激に上がります。このとき、上昇した血糖値を下げるため、すい臓から「インスリン」というホルモンが分泌されます。

 

インスリンによって血糖値が下げられるとき、インスリンの働きで血液中の糖質が脂肪に変換されます。そして、余分な体脂肪として体内に蓄積されてしまいます。

 

寒天に含まれる食物繊維には、糖質(炭水化物)の吸収を抑える作用があります。具体的には、胃の中でゲル状となって糖質を巻き込み、腸内で吸収されにくくします

 

これにより、血糖値の上昇が抑えられ、インスリンによる脂肪の蓄積が起こりにくくなります。そのため、寒天を摂り入れて行う寒天ダイエットに取り組むことで、血糖値を安定させて太りにくい体を作れるようになります。

 

便秘の予防・解消ができる

 

寒天に含まれる食物繊維には、「便の量を増やし、排出させやすくする」「腸の運動を活発にさせる」といった作用があります。これらの作用によって、排便が起こりやすくなり、便通が良くなります。

 

そのため、寒天によって食物繊維を摂り入れることで、便秘を予防したり改善したりできます。

 

腹持ちが良く、食欲を抑えられる

 

寒天に含まれる食物繊維には、「胃の中に長時間とどまる性質」があります。そのため、寒天ダイエットに取り組むことで、食欲を無理なく抑えられるようになります

 

これによって、ダイエット中に控えるべき食べ過ぎを防止できるようになります。

 

寒天ダイエットの方法とは

 

寒天ダイエットを実践する場合、以下のような方法で行います。

 

1日あたり6グラムの粉寒天を摂る

 

寒天ダイエットでは、「1日あたり6グラムを目安にして粉寒天(粉状の寒天)を摂る」ようにします。粉寒天を摂る理由は、粉寒天がほかの寒天(棒寒天や糸寒天)に比べて扱いやすく、手軽に手に入るためです。

 

棒寒天や糸寒天の場合、「水洗いして汚れを落とす」「30分ほど水につけて柔らかくする」などの作業が必要になります。そして、粉寒天にはこれらの手間がかからないため、寒天ダイエットを簡単に続けられるようになります。

 

また、「1日あたり6グラム」という目安より多い量の粉寒天を摂り続けた場合、下痢などの症状が表れる恐れがあります。逆に、この目安よりも少なすぎる量の粉寒天を摂り続けた場合には、ダイエット効果が弱まり、思うように痩せられない可能性があります。

 

そのため、寒天ダイエットに取り組む際には、1日あたり6グラムの目安を守るようにしましょう。

 

食事の前に寒天を摂る

 

寒天ダイエットでは、食事の前に寒天を摂るようにします。そうすることで、食事での糖質の吸収量を少なくできたり、食欲を抑えられたりします。

 

また、食事の前に寒天を摂る場合、「粉寒天(粉状の寒天)をカロリーがない飲み物に混ぜて摂る」のが良いです。その理由は、料理が苦手な人であっても、手軽に実践することができるためです

 

なお、粉寒天に混ぜる飲み物は、白湯やお茶、ブラックコーヒーなどのカロリーがないものにします。なぜなら、ジュースなどのカロリーがある飲み物に寒天を入れて飲み続けると、飲み物のカロリーで肥満に近づく恐れがあるからです。

 

粉寒天は加熱する必要がある

 

ちなみに、粉寒天は85度以上の温度でなければ液体に溶けません。そのため、粉寒天を飲み物に入れて摂る場合、85度以上に加熱した飲み物を用意し、そこに粉寒天を加えてかき混ぜるようにしましょう

 

そうすることで、粉寒天が溶けずに固まって飲みづらくなるのを防げます。

 

寒天ダイエットにおける注意点

 

寒天ダイエットを実践する場合、以下のようなことに注意するようにしましょう。そうすることで、健康的に寒天ダイエットを進められ、痩せやすい体を作れるようになります。

 

普段の食事内容に注意する

 

寒天を欠かさずに摂り続けていても、普段から栄養バランスが乱れた食事を摂っていると、思うように痩せられなくなります。場合によっては、健康を害して病気になってしまう恐れもあります。

 

そのため、寒天ダイエットに取り組む際には、普段の食事での栄養面を整えることが大切です。具体的な方法としては、「野菜・海草・キノコ・豆・魚・肉・卵などのいろいろな食材を食べる」「ダイエットサプリメントを使って栄養面のサポートを受ける」といったものが挙げられます。

 

これらの方法を取ることで、健康を維持しつつ、スムーズに寒天ダイエットを進められるようになります。

 

1日の食事を寒天だけにするのは避ける

 

寒天ダイエットを行う場合、人によっては「1日の食事を寒天だけにすれば、摂取カロリーが抑えられてすぐに痩せられるのでは?」と考えるケースがあります。

 

しかし、1日の食事を寒天だけで済ませるようにすると、エネルギー不足によって栄養失調を起こす恐れがあります。場合によっては、体の機能が低下して、体調不良を招く危険性もあります。

 

これらのことから、寒天ダイエットを実践する場合、1日の食事を寒天だけにするのは避けるようにしましょう。

 

このように、寒天ダイエットは簡単であり、粉寒天を85度以上の飲み物に溶かし、食前に摂れば問題ありません。

 

そして、栄養面に気を付けながら寒天ダイエットに取り組むことで、健康的かつスムーズに痩せていけるようになります。